ヨーロッパの王侯貴族の優雅な趣味として始まったと云われる押し花絵。
押し花は身近に咲いている草花を採集し、プレス乾燥することから始まります。
植物はそれぞれ個性的な色と形を持っています。
プレス乾燥することで形は立体から平面に、色と質感も微妙に変化します。
こうして出来上がった押し花を絵の具がわりに自由な発想で絵を描いていきます。
1987年鹿児島三越での「花と華展」をきっかけに集った草花三昧の仲間と
「創作押し花絵 艸昧座」を立ち上げました。
1998年新宿三越工芸館での個展を機に東京での仲間も増えました。
草花の持つ力を借りて無限に拡がるアートの世界、
この楽しさを多くの人に伝えたく、活動を続けています。